そら飛ぶ映画好きのひとりごと。

感想は抽象的であり、単なる感想に過ぎません。

アンダー・ザ・シルバーレイク その2:パンフレット UNDER THE SILVERLAKE, TAKE 2 : Brochure

アンダー・ザ・シルバーレイクのパンフレットを買ってきました。

観た日は買うか迷って、結局買わなかったんですが、観てから1週間経ってやっぱり気になったんで買っちゃいました。

一度感想、考察も書いてるし、より詳細が知りたかったので。

 

あとは、私はこの映画すごくいいと思い、すごく気に入っていて、観るべきだって周りの人におすすめをしているのですが、もしかすると観たら不愉快に思ってしまう人もいるんじゃないかと思って、自分の感じたものはおかしいのかどうか確かめたい、という気持ちもあり買っちゃいました。

 

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買ってよかった!

私がなぜこの映画が好きか、すごくよくわかりました。

 

このアンダー・ザ・シルバーレイクという映画は、「映画ファン、映画オタクによる映画」だからです。

タランティーノ作品もそうですが、映画を作る監督自身がとても映画を愛していて、自分の映画に好きな映画のオマージュを組み込んでいるという楽しさがあります。

 

ちょっと前に流行ったスピルバーグの『レディプレイヤー1』も、過去の名作に登場するキャラクターがたくさん出ていたり、『シャイニング』というキューブリックのあのホラー映画そのまんま再現しちゃったりっていう映画でしたが、観る人をすごく興奮させていたのを覚えています。

 

 

そして、ものすごくこだわりを持って、ものすごく突き詰めて作られているからこそ、観る者を魅了するのだと思いました。

 

 

 

この映画のチラシとか、至るところで「ヒッチコック」がどうのこうのという文字を目にします。

そういえば、『めまい』という映画にめちゃ似てる。

主人公自身が探偵に成り代わり、謎の美女を追うって、もう『めまい』そのもののようではないか。

 

 

そんなこと思ってたら、どうやら監督自身、ヒッチコック作品がとても好きらしい。

 

パンフレットにも、めまいに限らずヒッチコック作品のオマージュがたくさん組み込まれているよって書いてありました。

 

 

パンフレット読むの本当に楽しいです。

 

アンダー・ザ・シルバーレイクはすごく考察しがいのある映画なので、パンフレットを買うともっともっとこの映画について考えることが楽しくなると思います。

 

 

これを読んだ上で、やっぱり人におすすめしたくなる映画だこれは。