トラウマ映画 もう2度と観たくない
今でも思い出すと動揺してしまうような映画があります。
色々見てきましたけど、2つですかね。
観てないけど
- ジョニーは戦場へ行った
ダンサー・イン・ザ・ダーク
ダンサー・イン・ザ・ダークに関してはトラウマレベルではないかもしれません。
ただ、ショッキング映画の中でもかなり上位にくるな、と思いました。
あの映画は、目がとても悪くて最終的に見えなくなってしまう女性の話です。
目が見えない人が主人公だからか、映像はずっと茶色っぽくくすんでいます。
ダンサー・イン・ザ・ダークというからには「ダンス」の要素がほとんどの映画なのかな?とか思っていました。
映画の説明のところに、
ついに目が見えなくなってしまったセルマ(主人公)の唯一の心の癒しは空想の中でミュージカルに合わせ踊ることだった
みたいなことが書かれていたんですよね。
書かれていたのはそれくらいだったから、
あぁ、だから絶望的なことの中に光を見出していく感じの映画なのかなぁ?って思って観たんですよ。そしたらやられましたよ…。落ち込みました。(笑)
私は基本的に映画の情報はほぼ入れずに観るようにしています。偏見がないように。
あとは初めて目にすることの楽しさを感じたいから。
だから、こんなショッキング映画とは思いもせず軽い気持ちで観たから、心の準備が出来てなくてショックだしびっくりでした。
この映画、クライマックスで超絶泣きました。
なんて不運でなんて報われなくて、なんて恐ろしい結末だろうか。
寝る前に観たんですが、次の日朝起きたときも、どうして彼女はあんな目に合わなきゃいけなかったのかな…って考えちゃいました。
衝撃の終わり方です。
この映画、ミュージカル的シーンになると、カメラワークが独特です。
監視カメラの視点切り替えみたいな。
カメラを動かさず、あらゆる角度から映し、それを切り替えていくという手法。
それもまた変な気持ちにさせられます…。
トラウマとは言い切れないけど、もう観たくないかな。(笑)
監督失格
監督失格はすさまじいです。出来れば観ないほうがいい…。
でもでも、一生のうちには一度でいいから見て欲しい…。っていう映画です。
セクシー女優とその監督のドキュメンタリーです。
私この映画観たとき精神状態が変なことになりました。
最後に起きた出来事が異様なことすぎて、画面の中の人たちがすごく慌てていても自分は理解が追いついていないような感じでした。
見終わった直後は、さっき見たものはなんだったんだ…というような、ぼんやりとした気持ちでいて、心が置いてけぼりみたいになってました。
でも少し経つと、急に涙が溢れて恐怖心が襲ってきました。
あの映画を観たら、ほとんどの人は自分の立場と重ねてしまうのではないかな。
自分の家族にもし同じことが起き、あの立場だったらどうなるのか?
あの状況に直面するとは一体どういう気持ちにさせられるのだろうか。
ドキュメンタリーだから、作り物ではなく“本物”であるというところがとても恐ろしかったです。
ネタバレになるからあまり言えないですが、セクシー女優のお母さんの反応を見たときは言葉を失いました。
ただただその場面を無心で見つめる自分がいました。
もう2度と観たくないし観られないと思います。
あんな気持ちにさせられるとはつゆも知らず、なんでこんな映画観たんだ(涙)って感じでした。。
ジョニーは戦場へ行った
この映画、かなり有名(だと思う)からトラウマ、鬱映画として知ってる人多いと思います。
実は観たことないです…。観たことないのにトラウマってどういうことだ。(笑)
何年も前からこの映画の存在は知っていて、どんな話かも知っていて、町山智浩さんの解説も聞いています。
それだけで、あ、これはまだ観れない…っと思って未だに手をつけてません。
解説を聞いただけで夜眠れなくなりました。
あまりにも恐ろしく残酷で酷い…。結末は知らないから、ジョニーはどうなったのって気になります。
だけど解説だけで眠れなくなっちゃう映画は観たらだめだなと思ってストップかけてます。
有名だから書きますけど、戦争へ行ったジョニーは両手足、顔(目、鼻、口、耳)を失います。
病院でなんとか命を繋がれている状態です。
何も見えないし何も聞こえないし、自分がどこにいるかも分からない。
でも、皮膚の感覚と考える力だけ残っている。
そんな状況に置かれたら人はどうなるのか…。
そして、戦争とはなんて酷くて悲しいものなのか。と観てないけど思わせられました。
私はまだ観れません。いつかは観ようと思ってるんですけどね。
みなさんはこれらの映画観ましたか?
人によって感じ方が違うので、こんなのトラウマじゃないよって思う人もいるかもしれません。
他の人のトラウマ映画も知りたいなぁ〜。