そら飛ぶ映画好きのひとりごと。

感想は抽象的であり、単なる感想に過ぎません。

フォードvsフェラーリ Ford v Ferrari

2019年

監督:ジェームズ・マンゴールド

脚本:ジェズ・バターワース、ジョン=ヘンリー・バターワース、ジェイソン・ケラー

出演:クリスチャン・ベイル、マッド・デイモン、

153分

 

今年ベスト!(まだ3本目)素晴らしい映画だった。年明けてすぐにこんなにも良い映画に出会えるとは幸せだ。

無駄がそぎ落とされた脚本、編集。作り手の腕の良さを感じた。

俳優の演技も見ものだ。マッド・デイモンはいつ見てもマッド・デイモンらしく、頼れる男感が溢れいい味を出していた。そして、クリスチャン・ベイルは流石だ・・・。

 

ストーリー展開が早く、車の知識がない私は前半置いていかれ気味になった。車に詳しければ更に楽しめたと思うと、勉強不足であったことを悔やむ。

カーアクションものとしても素晴らしい。カメラワークは大迫力、音も凄まじい。見ているだけでアドレナリンが出るし、思わず手汗をかいてしまうほどの緊張感がある。スタントの技術に感動した。

 

男の友情ものとしても良い。キャロル・シェイビーとケン・マイルズという、実際にレースを経験した者達にしか分かり得ないものが二人には見えている。二人の友情、絆に感動する映画としても高く評価できる。